昨年9月下旬にツレの実家のリフォームにとりかかりましたが
その間　実家へ毎日通っていましたから
おにぎりやおかずを作って持って行ってました。

たまには暇つぶしにスーパーに行って買ってきたり


職人さんが出入りし、家の様子が少しずつ変わってくるので
認知症が徐々に進行している義母は　
今までやっていた日常生活でのなんでもないことが　できなくなってきました。

台所工事のために冷蔵庫を仏間に動かしたら
もうそれは今までの自分の使っていた冷蔵庫ではないのです。
というか　冷蔵庫であるという認識もなくなってくるときがあるのです。


私は　冷蔵庫の扉に
「これは　冷蔵庫です　中におにぎりやおかずが入っています」
と　でかでかと書いた紙を貼り
冷凍庫のおにぎり一つずつに
「おにぎり　レンジで1分半」とかいた紙を巻きつけていました。
ラップで包んだおかずには
「おかず　レンジで1分」　　と

工事する前は　自分で作ってもいたんです
そして毎日近くのコンビニで買ってきたり　食べに行ったりしてたんです。

私の母の三回忌で　三重県の鈴鹿に行ったときのこと
私は夕方まで実家にいてその日の工事を見届け
夜行高速バスで鈴鹿に行きました。
愛知県に住む長女も駆けつけ
法要を終えたら　墓参りをして
長女とともに　娘の住む住む愛知県に向かいました。

一泊して　また夜行高速バスで戻り　実家の様子を見に行ったのですが
連れて行ってくれたリフォーム業者の部長が
「おばあちゃん　食べるものがないって大工に言ったそうです
大工は　奥さん冷蔵庫に用意されてると思いますよ」
って何度も言ったけど　わからないようでした。」

って

実家につき　
義母は私の顔を見るなり　悲壮な顔で

「死ぬとこやったやん　　たべるものがなんもないやんね」

（ちなみに　ツレは出張でいなかったのです）

冷蔵庫に連れて行き　こんなにいっぱい入ってるよ
というと

「これ冷蔵庫やったん　うちゃな～んも知らんけん」


「書かんでも分かる　冷蔵庫にあるんやろ
あんたのつくったのばっかりやと飽きるもん　食べに行くけん」

と言われたけど　用意してたよ
たった一日で　　たった一泊で　こうなん！？
弟のとこにも泊まらず　　娘のとこにも　たった一泊で
バタバタ行ってきて

死ぬとこやった？？？

悲しくて　はがいくて　こっちが言いたいわ

次の日帰ったツレに泣きながら　すべて説明すると
すまん　すまん　と頭を下げていました。

義母に　あいつも大変なんやけ　こまらせるな
と言ってくれましたが
あてにすることに　楽することに慣れた義母は
ほんとは　出来るのに
わからん　できん　忘れた　を言い訳に　しない人になってきています

今まで使っていた口紅はこれ
キャップについてるスティックの筆先のしなりが
使いやすく
伸びがよくて　荒れやすい私の唇をつけてるいあだじゅ潤わせてくれるので
お気に入りでした
・・・・・が
たいがい　飽きまして^_^;

EXCIA AL LIQUID ROUGE IMPRESSION
アルビオン エクシア ALリクイッドルージュ
インプレッション

7.2g　8色　各 税込 ￥4,200 (本体 ￥4,000)
















今度はエレガンスにしてみました。
春の新色だそうで
イエロー系ピンク・ブルー系ピンクと
混ぜ方によって楽しめます








































新色
製品名 ファビュラス ルージュ ＜リップカラー＞

（全4種）各税込 ￥5250  （本体￥5000 ）

メガホン買いました！！！！　義母の部屋用とリビング用























毎回のこのような光景が

(;」ﾟ□ﾟ)」（=･･=）


このように改善されました
(*￣o￣)∠　　　　　ﾊｲ(＝・・＝")/


義母は　5年以上前から　耳が遠くなり　進行しています

ともに進行している　認知症

大声でいろいろ話したり説明しても
話し終わる頃には
何の話か忘れているので
4～5回は同じ話を立て続けにします。

大事なこと　　毎日することは紙に書いて貼っていますが

それだけでは事足らず　　やっぱり話すことになりますね

リフォーム中からですから・・・
半年
大声を出し続けているので

ストレス

そして喉をいため

補聴器？？？　ニタニタしながら　（別名　悪魔のほほえみと言ってます）　

「つけなね」と言いながら

その気はさらさらない

聞こえてるからって言うんですよ

メガホン買ってきたら

「大げさな　そんなんせんでも　あんたの声は聞こえてる」って

・・・・・・・・・・・・・・・・

義母が見てるテレビの音量数値を見せて


私が聞こえる音量にし

この差の分　私が大声を出してることを数字で見せたら


「・・・ぜんぜん　きこえん」

ちーーーーっとわかったようです

そぉんでも　この話の終わりには

「なんでそんなん　買うて来たん！？」

と　　のたもうたのは　　言うまでもありません

継ぎはぎだらけのドアと古びたトイレ器












































ドアを取り換え

棚を作ってもらいすっきり収納

便器やタンクは私が2日がかりでピカピカに磨きました
義母はあまりのきれいさに買い替えたと思っていたそうです。


元々の風呂場が狭かったので、大きい浴槽のユニットバスは
金額がかさむため設置できませんでしたが






















































































新しくきれいな浴室、保温機能の高い浴槽になり












































洗面台も大きく使いやすくなったので大満足
























始めは予定外だった　二階へ上がる階段の壁や天井も































































張り替え
隙間ができてがたがた音のする階段横の飾りガラスも外したので
すごく明るくなりました。




廊下にもセンサーライトを付けました























物置だった洋室は






















天井・壁紙を張り替え　
明るい私の洋裁・パソコン部屋


























夫の部屋もリニューアル


































































押し入れをクローゼットにして洋服ダンスはさようなら


廊下の押し入れも邪魔にならない引き戸のクローゼットに


工事すると決めてから、工事の間中
「私はここで独りでいいから　ここをいじらんで　あんたたち別の家を建てり
どうせすぐ死ぬんやけ　ほっといて」
と言い続けていた義母も
家が見違えるようにきれいになり、
初めて「自分の部屋」を持てたことを喜ぶようになってきました。

上り下りがしやすいように踏み台を置き
玄関を上がったら






















洗面所や浴室






















リビング




仏間


そして義母のへやまで



バリアフリーに。



外壁はグレーホワイトと茶のツートン、戸袋や窓枠などをチョコレート
トイやテラス柱を黒にして重厚感を持たせ、瓦を赤茶にすることで
明るいさを出しました。



新しい場所で　ここから　
義母を交えて三人の新しい生活が始まったわけです。
子供たちが帰省すると賑やかな食卓になる
家族が増えていっても大丈夫(*^^)v

「いずみたに」の部長や職人さんたちは　
すべての工程で　私にどうしたいか確認し
専門家の視点から素人でも分かるように
説明してアドバイスをしてくれ
時間をかけて話し合い納得のいく工事をしてくれました。


リフォームを請け負っていただいた「いずみたに」のみなさん
いずみたにHP　http://www.izumitani-s.com/
職人さん方
大変お世話になりました。
そして、快く写真撮影に応じてくださってありがとうございました。

まだまだ寒いので、野菜や花の苗を揃えるには時期が早いですが
義母とのストレスがあると気分転換に安い苗を１~２鉢買ってくるので
花やハーブが増えそうです^_^;

認知症が進んできた義母と同居することになったとき
高齢で、しかも認知症の義母には
住まいを動かないほうがよかろうとの配慮で
リフォームを選びました。

リフォームすると決めたとき、
中からしか鍵が開閉できない
玄関ドアを替え、下駄箱を大きくする
料理する気が起きないほどの流し台の取り換え
長年の垢がこびりつき、
ざらざらしてるお風呂、洗面所の改装
煙草のやにで汚くなってる居間の壁紙を張り替える・・・・

と、漠然としたものでしたが、
リフォーム業者いずみたにさんや
職人さんと実家を調べながら話していくうち
大きな改装が可能な丈夫な作りであることがわかりました。　

本音は実家で同居を望んでない私
これから何十年も住むのだし
機能的で少しでも楽しく使えるように
大々的にリフォームすることにしました。




義母が住みながらのリフォームなので、
始めに義母の部屋を作り
居場所を確保することに。



仏間にある押し入れを入り口にして
壁をぶち抜き義母の部屋を増設しました。
台所の茶棚の上に置いてあった神棚も理想の方向に設置
壁を張り替え畳も表替えして暗かった仏間もリニューアル
夜中に義母がトイレに行くとき
足元を照らすセンサーライトを
つけるためのコンセントもつけてもらいました。

押し入れを半分残して布団や雑物入れにし、
入り口の引き戸を手前に置いたことで、
板張りのスペース分4畳半が広く感じられ、
「開けるといきなり部屋」じゃないのが
義母はことさら気に入ったようです。



窓が大きいのでとても明るいです。



玄関横に増築したので疎外感がないと思います



玄関は中からしか鍵が開閉できず、ガタガタ音がする引き戸


使い道の悪い下駄箱


義父が要介護になったとき取り付けた手すりなどもやり直しました

大きい物でもスムーズに出し入れできるように親子扉にし


塗りかえる予定の外壁の色に見合った
重厚感のあるサッシのドア























すっきりとして収納が多目的なシューズボックスを取り付けた玄関スペース



























無意味な両引き戸は


一枚分を壁にし、片引き戸してすっきりさせました


壁に向いて　窓際に物を置いていた流し台を




対面キッチンにし






台所と居間の壁を取り払ったので
リフォームというかリノベーションですね
































フローリングのオープンキッチンにしました。





木のドアだった勝手口は













明かりが十分に取り込め、風通しもできるサッシに！


仏間と居間を隔てていたふすまは、


























明かりが入るような引き戸に







押し入れ・天袋を


















一体性のあるクローゼットにして


邪魔なものをすべて収納出来るようにし


物が出てないすっきりとした空間にして
６畳の和室だった狭さを感じさせないリビングにしました。












リフォーム ビフォー☆アフター（２）へ

実家はインターネットや光通信、BS放送なんて無縁だったので
あらたに回線を引きました。
私にネットとWOWOWはなくてはならないものだから

テレビの回線は、リフォーム中に「いずみたに」が依頼してる電気工事会社の方が
屋根の上にパラボラアンテナを取り付け、天井や床を這って
すべての部屋に引いてくれたので、購入したテレビを電気店の人が設置したらすぐに映りました。
インターネットは無線ランにして
2階のパソコン部屋まで余計なラン工事をしなくていいように考えていました。
今まで使っていたプロバイダを変えたのですが
申し込んだ工事日に来てもらったら、

家が古くて屋根裏に光を通すパイプが通ってないので、クーラーの穴から通して
壁を這わせます
ケーブルはプラスチックの枠で隠します。
（その時はまだ外壁塗装の途中だったのでエアコンはついてなく）
エアコン工事の時ケーブルを痛めたらいけないので
クーラー取り付けが終わってからまた来ますので再度
工事申し込みをしてください

と言われました。

部長に屋根裏の上り口がわからなかったので電話で聞いたのですが
その時の私の声が元気がなかったらしく
心配して、何かあったのかと尋ねられたので
せっかくのきれいな壁にペタペタと線が張られる
と、泣きそうに伝えると
「電気屋に何とかさせますよ　大丈夫です」
とおっしゃり
その言葉とおり
電気工事の方は屋根裏や床下に潜って
パイプを通せる道を見つけ

















電話機取り付け部分の引き込みのところまでパイプを
通してくれました。

入り口から出口までパイプが通り
ワイヤーに光ケーブルをひっかけ　シュルシュルって
通すだけの至れり尽くせり工事のおかげで













部屋は美しいまま　プロバイダ工事終了

しかし　このことがあったので
1か月以上もパソコンができませんでした。